サンディエゴオーディオ(SDA)は自社開発のコンダクタンス型パワーアンプ(特許技術)を主製品として制作しています。別名でダブル・クロスシャントア・プッシュプル・パワーアンプ(5機種)を主に制作・販売しています。シングル・クロスシャント・パワーアンプも1機種制作しています。
自作派の方々にはご希望に沿える様に、出力トランス、及び電源トランスを単体で販売しています。
シングル・アンプ(Single Cross-shunt ) |
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クラス名 | モデル名 | アンプ形式 | OPT形式 |
販売希望価格 (¥税込) |
クラス・ジュリエッタ |
SCS-7232
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初段SRPP、カソードフォロワ・ドライブ、 終段:KT88 *シングルアンプでは世界初のトロイダルトランスをドライブ
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トロイダルコアー、バイファイラー巻き |
530,000- |
プッシュプル・アンプ(Double Cross-shunt) | ||||
クラス・ファンタジー |
DCS-7322 P-P |
初段部:5極管1段増幅+アクティブロード(μフォロワー)・差動回路 位相反転:共通カソード位相反転回路 出力部:ダブルクロスシャント・コンダクタンス型パワーアンプ(DCS-PP)) 使用管球;6AN8x4, 6BX7-GT x2 特徴:広帯域 (20~145KHz), 高いDF=110 出力:6W
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トロイダルコアー クワッドファイラー巻 |
715,000- |
クラス・ユーフォニー |
DCS-7332 P-P
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初段部:5極管1段増幅+アクティブロード (μフォロワー)・差動回路 位相反転:共通カソード位相反転 出力部:ダブルクロスシャント・コンダクタンス型パワーアンプ(DCS-PP) 使用管球:6AN8 x4, 5998A x2球 特徴:広帯域 (20~145KHz)、高いDF=125 出力:15W
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トロイダルコアー クワッドファイラー巻
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933,000-
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クラス・プレミアム |
DCS-7343 -xUL P-P |
初段部:5極管1段増幅+アクティブロード(μフォロワー)・差動回路 位相反転:共通カソード位相反転 出力部:ダブルクロスシャント・ xUL・プッシュプル・パワーアンプ (DCS-xUL-PP) 使用管球 : 6AN8 x4, EL34 x4 特徴:広帯域 (15~150KHz), 高いトランジェント性、高いDF=135 出力:25W
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トロイダルコアー クワッドファイラー巻
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1,773,000- |
クラス・インプレッシブ |
DCS-7363 -xUL P-P
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初段部:5極管1段増幅+アクティブロード (μフォロワー)・差動回路 位相反転:共通カソード位相反転回路 ドライブ回路:カソードフォロワー 出力部:ダブルクロスシャント xUL・プッシュプル・パワーアンプ(DCS-xUL-PP) 使用管球:EF80 x4, EF99 x2, KT88x4 特徴:広帯域、高いトランジェント性、滑らかな中音域, 高いDF=150 出力:40W |
トロイダルコアー クワッドファイラー巻 |
1,175,000- |
クラス・インプレッシブ | DCS-7383 xUL |
初段部:5極管1段増幅+アクティブロード(μフォロワー)・差動回路 位相反転:共通カソード位相反転回路 ドライブ回路:カソードフォロワー+アクティブ・ロード+差動動作 使用真空管:EF80 x4, EF99 x4, ECC82x1, EL156 x4 特徴:超広帯域、高い周波数分解能、高い自然音、高いトランジェント性、 高いDF=300、 出力:50W
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トロイダルコアー クワッドファイラー巻き |
2,350,000- |
電源トランス・OPT 工事中 | ||||
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1. SCS Super-UL OPT, Model SDA-OPT4311
サンディエゴオーディオ(SDA)が提供するシングルアンプ用出力トランス(OPT)は国内では初めてトロイダルコアーを採用したシングルクロスシャント(SCS Super-UL)式でOPTです。1次巻き線はUL専用独立巻き線と出力管のプレート、カソード両ノード負荷用の巻き線の合計3本の線を自社技術のトライファイラー巻きで制作しています。3つのインダクタンスは電磁的にユニティー結合して完全な一体のコイルになります。更に、それらは相互に巨大なミューチュアルインダクタンス(M)を生成します。単体のインダクタンス値が小さくても、ΣMは巨大になり十分な低音を生してくれます。特筆すべきは、UL専用巻き線を備えているのでスクリーングリッド(G2)に本当のNFBを掛けることが可能になります。 これをSuper-ULと呼びます。出力管をUL動作させることにより出力管内部抵抗は大幅に低下させ、さらに歪の低減作用も働きます。これにより5極管でありながらの内部抵抗は概ね概ね150Ω~250Ω付近まで下がります(*1)。これは出力回路全体のインピーダンスを下げることに繋がり、出力回路の内部パワーロスが減少し、豊かな、そして引き締まった低音をNFBなしで再生することが可能になりました。さらに、低インピーダンス動作の出力回路とトライファイラー巻きの作用も加味されて高域透過性が良くなり100KHz以上の広帯域再生が可能になりました。もうNFBに頼る必要はありません。
出力トランスは単体(2個セット)での販売も行っています。
トランスにはマニュアルが付属しますので、ガイダンス通り、カラーコード通り配線することでコンダクタンス型(純電流駆動式)パワーアンプが完成いたします。
お問合せ、お求めは販売代理店へコンタクトをお願いします。
自作派向けのシングル・アンプ用出力トランス
シングルクロスシャント・Super-UL OPT
Model SDA-OPT4311と端末構造、参考画像
商品は化粧ケースに入っています。
2. DCS Push-Pull OPT, Model SDA-OPT4340
サンディエゴオーディオ(SDA)の提供するプッシュプルアンプ用出力トランス、ダブルクロスシャント(DCS-OPT)は、従来型のOPTの様に単にインピーダンスマッチングを取るための単機能のトランスではありません。SDAが保有している高度な技術で設計・製造して完成させたDCS-OPTは管球アンプ界の最高峰に位置付けできるOPTと言っても過言ではありません。OPTの一次インダクタンスに複数の機能を持たせ、それらを有機的に働かせて、従来型OPTでは実現できなかった素晴らしい性能を発揮させることが出来ます。一次インダクタンスは四本の線をクワッドファイラー巻きでコアー上に巻いて制作する世界初の高度な巻き線技術を導入しています。四本の巻き線が有機的に作用して多階層に亘って巨大なミューチュアル・インダクタンスが生成しされます。実際に巻いている一次インダクタンス一つの値は概ね0.2H程度の小さな値ですが、仮想空間に生成されるミュウチュアル・インダクタンスの総和は2の24乗個も生成されます。それらの仮想インダクタンスが直列結合して巨大なインダクタンスが出来上がります。実態のインダクタンスが小さくても生成されるミューチュアル・インダクタンスの総和は大きく、低音再生は理論上でサブHzまで伸びています。加えて、インダクタンスが小さいことで、直流抵抗(Rdc)は小さくなり出力インピーダンス(Zo)は概ね0.025Ωオーダーに、さらに線間の浮遊容量も小さいことで自己共振周波数が高くなり聴きやすく、高域透過性の良いアンプを作れます。低域は巨大仮想インダクタンスの作用で透過周波数は可聴周波数のはるかに下まで再生できるようになります。SDAのOPTでPPアンプを制作するとDFは概ね200程度、周波数特性は数Hz~150KHzの高帯域アンプが造れます。
加えて、このOPTは完全にバランス巻きであり、DCS--PPが完全自動DCバランスアンプとして作動しますのでペア・マッチング管は必須ではありません、歪が少なく、高いS/N比のアンプが容易に自作出来ます。
注釈:プッシュプル用OPTの単体販売は現在検討中です
お求めは販売代理店へコンタクトをお願いします。
自作派向けプッシュプル・アンプ用出力トランス
ダブルクロスシャント-PP OPT
Model SDA-OPT4340
サンディエゴオーディオの電源トランスは安全性に配慮した設計・製造を行っています。40数年に亘る理化学機器の設計・製造に永年携わってきたSDA技術スタッフがパワーアンプの性能を十分に引き出せるように心を込めて設計いたしました。このトランスは、SDAが提唱している純電流駆動式パワーアンプの特徴であるパワー管を低圧・大電流駆動する場合に十分な電流供給能力を発揮できるように、そして電圧変動率の小さい製品として、SCS, 及びDCS式パワーアンプ向けに特化した設計がなされています。トランスのコアーには漏洩磁束の少ないカットコアーを採用し、その上で漏洩磁束を減らすようにショートリングによる磁気シールドを施しています。さらに、外部商用ラインから飛び込んでくるインパルス性の雑音をカットする様に静電シールドを施しています。純電流駆動方式パワーアンプの性能を十分に引き出すために、自作派の方々にはOPTとPTの組み合わせでお求めいただくことをお勧めいたします。